映画 海難1890
2015/12/25
こんにちわ
棚卸 アーバンミラー スタッフです。
日本・トルコ合作映画「海難1890」をスタッフ各自観に行きました。
1890年9月、オスマン帝国から日本を訪れていた親善使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号は
和歌山県樫野崎沖で台風に遭遇し座礁。海に投げ出された乗員を救出すべく
地元住民が総出で救出活動にあたり……という「1890年エルトゥールル号海難事故編」
和歌山南紀地方は仕事でもよくお世話になる場所ということもあり・・
スタッフ銘々で観に行ってきました。
以下はそれぞれの感想です。
日本とトルコの友好125周年にあたる2015年
日本の外務省とトルコ政府の全面協力で製作された映画は
国同士の友好関係というものが政治的な対話だけではなく
民間レベルでの交流が不可欠ということを切々と訴えかけてくる。
国が違えば文化や歴史など多くの違いがあるものだが
そうした違いを超えて同じ人間なんだということ
人が人を思いやる気持ちというものに国境はないということを示す今作のエピソードには
素直に感動させられた。
奇をてらっていないところに、今作に込められた真心を深く感じた。
また串本には何度か足を運んだことがあり、次に行った際には
記念碑を見てこようと思った。
海難事故編からの後半は
1985年、イラン・イラク戦争が起きる中、空爆が続くテヘランに日本人が取り残されてしまい
日本大使館はトルコ政府に救援機の手配を要請。
しかし、空港で救援機を待つ多くのトルコ人たちの姿があり
日本人学校の教師をはじめ日本人たちは飛行機に乗ることをあきらめかけるが
トルコの救援機に乗って脱出できるという「1985年テヘラン邦人救出編」という2部構成だった。
1890年のエルトゥールル号海難事故も、その後の1985年のテヘラン邦人救出劇も
正直知らなかったし
おそらく知っている人の方が少ないと思います。
この映画を観て、多くの人にもこの事を知ってもらえたらいいなと思います。
大変感動する映画でした。
この映画を見て初めて、
串本駅にある「トルコ友好の町」の看板の意味を知りました。
海を越え、時を超えて通じ合う真心。
一人でも多くの日本人が知っておくべき物語だと思います。
少しこの話を知っていてるスタッフ・・
当事者の心境が描かれており、
さらに深く知ることができました。
本当に多くの人が感動できる映画だと思いました。
細部に渡り、描かれている内容に付いては、昔の日本人の意気を感じました
逆に、現代の日本の及び腰さが際立った様な気がします
最初にトルコの首相の挨拶で始まる事に付いても
国の柔軟さが顕著に表れていると思いました
中身に付いては、近年多いジェットコースターストーリー型の映画が多い中
久々に人の温かさを感じれる映画だったと思いました・・・
などなど・・
映画以外のお楽しみも銘々で・・・
最近は魚の美味しさにも目覚めました♪
映画を見たり食事を楽しんだり・・
仕事も遊びも頑張ります!